かっての職場の友人が絵描きとしてやっていくことを決めたのが約25年前、今は立派な画伯になっています。その友人から、大阪・守口市の京阪百貨店で8月18日~24日まで個展を開くという案内が届いたので、25年ぶりに会いに行ってきました。「信濃一慶」といいます。
絵を見て、彼の性格そのもののだなと思いました。優しく、慈愛に満ちた日本画を描いています。
超一流の有名画家ではありませんが、一作は手にしておきたいなと思い、お気に入りを買い求めました。
安定したサラリーマン生活にピリオドを打ち、不安定な画家生活に入るというのは、なかなかできるものではありません。自分の才能と運だけが頼りですから、大変だったろうと思います。奥様も職場結婚だったのでよく知っていますが、本当に立派だと思います。自分なりの画風を確立しつつあり、固定ファンもついているようなので、「時間がかかったが、やっと見えてきた」と控えめな笑顔で語っていたのが印象的です。
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